ホームセキュリティ解説

セントラル警備保障のホームセキュリティ!サービスの特徴と評判は?

セントラル警備保障は「CSP」という略称でも知られ、2004年から東証一部上場しています。警備サービス業界では第3位の大手企業であり、ビートルズが1966年に来日した際には警備を引き受けたことでも有名な会社です。

 

そんなセントラル警備保障ですが、個人向けのホームセキュリティサービスはいくつかありますが、中でも人気が高いのは「ファミリーガード」になります。このサービスの特徴やサービス内容は一体どうなっているのでしょうか。

 

「ファミリーガード」のサービスの特徴と必要な料金は?

「ファミリーガード」では、大きく4つの契約プランが用意されています。「フルオンラインプラン」「在宅オンラインプラン」「出動要請プラン」「セルフセキュリティプラン」です。

 

料金については、プランによって機器買い取りプランと機器レンタルプランに分かれています。機器買い取りプランについては、プランの月額料金に加えて機器費と工事費、機器レンタル(5年契約)の場合はプランの月額料金に加えて工事費と保証金がかかってきます。

 

なお、機器費というのはセキュリティコントローラーというメインの機器に加えて、設置するセンサーによって変動してくるため、一概に幾らと決めることが出来ません。関心のあるプランがあったら、見積もりを取ってもらうのが良いでしょう。

 

 

「フルオンラインプラン」の特徴と月額料金は?嬉しいメリットも!

「フルオンラインプラン」の特徴は、万が一の異常が発生した場合は自動通報・パトロール員の自宅駆けつけが24時間365日行われるというプランです。鍵の預かりがあり、外出時に室内に異常が発生した際も迅速に対応してもらうことが出来ます。

 

料金は機器買い取りの場合は月額3,300(税抜)、機器レンタルの場合は月額4,800(税抜)となっており、契約時に選ぶことが出来ます。機器レンタルの場合は5年間の契約となります。また、鍵の預かりをしない場合でも契約は可能ですが、駆けつけは外周点検となる点に留意が必要です。

 

在宅中も外出中も全てきめ細やかに対応して欲しいという方はフルオンラインプランを選択すると安心です。

 

また、フルオンラインプランは「補償制度」「電話健康相談サービス」「CSPクラブオフ」「住宅火災保険・住宅総合保険」「CSPライフサポートサービス」「CSP防犯/防災用品」というサービス特典がついてくるというメリットがあります。中でも「補償制度」は嬉しいメリットです。万が一被害に遭った際にその内容に応じて保険金が給付されるためです。

 

 

「在宅オンラインプラン」の特徴と月額料金は?使い方はどうしたらいい?

「在宅オンラインプラン」の特徴は、在宅時と外出時の対応が異なるという点です。在宅中は「在宅警戒モード」によりCSP指令センターが監視し、異常が発生した場合はパトロール員が駆けつけてくれます。一方、外出時には「外出警戒モード」に設定し、異常を検知した場合は、契約者にメールで通知され、自分で対応することになります。ただし、非常や緊急、火災、ガス漏れの異常監視については在宅・外出両方見守りをしてくれます。

 

月額料金は機器買い取りのみのプランとなり、月額2,000(税抜)となります。外出時にパトロール員の出動を要請した場合は一回につき5,000(税抜)がかかります。こちらも鍵の預けが必要となりますが、鍵を預けない場合は外周点検のみとなります。

 

 

 

「要請出動プラン」の特徴と月額料金は?使い方はどうしたら良い?

「要請出動オンラインプラン」の特徴は、異常発生時に契約者にメールもしくは電話通知され、契約者自身で異常に対応するというシンプルなプランです。必要であればパトロール員の出動を要請することも出来ます。

 

メール通知プランを選択した場合、月額料金は鍵の預かりがある場合は700(税抜)、鍵の預かりが無い場合は500(税抜)となります。音声通知プランの場合、月額料金は鍵の預かりがある場合は540(税抜)、鍵の預かりが無い場合は300(税抜)となります。なお、音声通知の場合は電話回線が必要になり、050番号は利用できません。また、どちらの場合も、パトロール員の出動を要請した場合は一回の出動につき5,000円(税抜)が別途必要となります。このプランは機器レンタルは無く、機器買い取りのみになります。

 

気軽にホームセキュリティを導入したいけれど、いざというときや自分で対応するのは難しいと思った時にプロのパトロール員に駆けつけて欲しいという時に適しているプランです。

 

「セルフセキュリティプラン」の特徴と月額料金は?使い方に注意が必要?

「セルフセキュリティプラン」は、緊急発生時にメール通知もしくは音声通知を行ってくれるプランです。ただし、パトロール員の駆けつけは無いので注意が必要です。その代わり、シンプルな料金体系となっており、月額料金はメール通知タイプで月額200円(税抜)、音声通知タイプの場合は月額料金0円となっています。なお、音声通知の場合は電話回線が必要になり、050番号は利用できません。また、どちらの場合も、機器レンタルは無く、機器買い取りのみになります。

 

どのプランでも「セントラル警備保障」のシールがもらえます。セルフセキュリティプランを利用するメリットとしては、やはりこのシールによる防犯効果が得られるということが大きいでしょう。機器の買い取り料金は必要となりますが、シールは一般流通していないため防犯効果として一定の効果があり、音声通知の場合は月額料金0円と言うことから、もっともシンプルな防犯対策として使うには適しています。

 

 

「ファミリーガード」で利用されるセキュリティコントローラーのメリットは?

「ファミリーガード」で利用されるセキュリティコントローラーという機器には4つのメリットがあります。「機器がスタイリッシュ」「6つの異常を監視」「ライフスタイルに応じた警戒モード」「通信費・工事費が低コスト」です。

 

「機器がスタイリッシュ」とは、セキュリティコントローラーがグッドデザイン賞を受賞しているためです。カラーはシルバーホワイトが選べ、オプションでレッド、ブルー、ブラックも選ぶことが出来、インテリアの邪魔になりません。

 

6つの異常監視」とは、「侵入」「非常」、「緊急」「火災」「ガス漏れ」「ライフリズム」の監視をしてくれる点です。この異常監視は「ライフスタイルに応じた警戒モード」に応じて監視内容が変わってきます。「ライフスタイルに応じた警戒モード」というのは、「解除モード」「外出警戒モード」「在宅警戒モード」「ゾーン警戒モード」の4つに分類されます。

 

「通信費・工事費が低コスト」は、セキュリティコントローラーに危険を知らせるセンサーがワイヤレスセンサーであるため、センサーの配線工事が必要ない、インターネット回線使用により通信費が抑えられるという特徴になります。据え置き利用も可能です。

 

6つの異常監視」とは具体的にどんな監視になるの?安否確認も出来る?

「侵入」というのは侵入者の不審を監視するという異常監視、「非常」は在宅時に身の危険を感じた際に通報できる、という異常監視です。ここまでは防犯対策としての異常監視になります。

 

さらにセントラル警備保障の場合は「緊急」と言って在宅時に具合が悪くなった際に通報できるという異常監視や「火災」「ガス漏れ」といった設備の異常、さらに「ライフリズム」と言って家族の生活を見守り、安否確認が出来る異常監視もあります。

 

ただし「ライフリズム」はフルオンラインプランと在宅オンラインプランのみの提供になる点に注意が必要です。それ以外のプランで利用する場合は別途300円がかかります。また、火災やガス漏れについては別途センサーが必要になります。

 

契約するサービス内容にもよりますが、単なる防犯対策としてのホームセキュリティにとどまらない点がセントラル警備保障のメリットになります。

 

「ライフスタイルに応じた警戒モード」の4つはどんなモード?

「解除モード」は非常、緊急、火災、ガス漏れ、ライフリズムのみが警戒されている状態であり、侵入は監視しません。「外出警戒モード」とは、家族全員が留守にしており、自宅がする状態になっている時のモードになります。侵入、火災、ガス漏れなど外出時に自宅内に異常があった際に緊急通報されます。「在宅警戒モード」とは、就寝中などに利用するモードで、6つの異常監視が全て付いてきます。「ゾーン警戒モード」とは、在宅中に死角になる場所や目の届かない部分を部分的に警戒します。こちらも6つの異常監視が付いてきます。

 

基本的に買い取りした場合は契約プランの変更により利用できるモードの変更が可能ですが、機器レンタルの場合は出来ないことになっています。

 

セキュリティコントローラーをモバイルやリモコンから簡単に操作できる?

「ファミリーガード」で利用されるセキュリティコントローラーは、スマートフォンやパソコンから警戒セットや警戒状態がチェックすることが出来ます。このため、外出前に警戒モードをセットすることを忘れてしまったり、操作したものの警戒できているか心配な場合にも簡単にセットすることが出来るのです。

 

また、セキュリティコントローラーを自宅内で利用する時にセットで付いてくるリモコンは、お年寄りや子どもでも簡単にワンタッチ操作できるようになっており、玄関の外からリモコン操作が出来る、寝室からリビングのコントローラーを操作できるなど柔軟性があります。深夜に帰宅したお父さんが在宅警戒モード中に帰宅してしまった場合、リモコンを玄関の外から操作することで簡単にモードを解除することが出来ます。

 

セントラル警備保障の拠点数が気になる!どの位あるの?

緊急発動拠点は全国で175拠点となっていますが、提携会社(セントラルセキュリティリーグ)と提携しているため、実際は日本全国の広範囲をカバーしています。セントラルセキュリティリーグとは、セントラル警備保障の視点や営業者が無い地域での業務をカバーする警備会社のことで、北海道から沖縄まで全国約30会社と提携を行っています。そのため、全国どの地域に居ても安心してサービスを利用することが出来ます。業界第3位という実力のある警備会社であり、豊富なネットワークを持っている点も強みと言えるでしょう。

 

「ファミリーガード」の口コミと評判!万が一解約したい場合はどうすれば良い?

主な口コミや評判は「リモコンの操作が簡単である」「パトロール員の対応が丁寧で鍵も安心して預けられる」「賃貸マンションでも穴を開けずにコントロールやセンサーが設置できるため据え置きで安心して利用できる」「一人暮らしの親の安否確認と、特典のライフサポートサービスをセットで利用できて便利」などといった口コミがありました。

 

万が一解約したい場合は、機器レンタルプランの場合は5年縛りがありますが、機器買い取りの場合は解約を申し出ることで解約が出来ます。

 

まとめ

セントラル警備保障の「ファミリーガード」は、洗練されたセキュリティコントローラーと充実した機能、単なる防犯対策だけではなく、火災やガス漏れにも対応できるという、カバー範囲の広さが良いポイントです。口コミでも言われていたように、賃貸マンションでも据え置きで利用できるというのも嬉しいですね。

 

また、一人暮らしの高齢者を見守るサービスとして利用する際には、ほとんどのプランで「CSPライフサポートサービス」という優待サービスを受けることが出来、掃除などのサービスが優待価格で受けることが出来ます。こういったきめ細やかなオプションサービスも利用するメリットになります。

 

きめ細やかなサービスを利用したい方は「ファミリーガード」を検討してみてください。