「うちでも防犯カメラを買おうかな?」
そう思いパソコンやスマホで通販サイトを開いてみて、あまりの種類の多さにげんなりしたことはありませんか?
試しにレビューの高い商品をクリックしてみても、そこに出てくるのはあまりに長い説明文ばかり。
これを1つ1つ見て、商品を選ぶのは並大抵の労力では足りません。
「でも、高いから失敗したくないし…」
そう考えると、なかなか購入には踏み切れませんよね。
でも安心してください!
今回は、防犯カメラを買いたいけどどれが良いのか分からないという人のために、おすすめの防犯カメラをランキング形式で紹介していきます。
この記事を読んで、あなたに合った防犯カメラをぜひ見つけてくださいね。
おすすめ防犯カメラ第7位! ADQRASトレイルカメラ
カメラの種類の一つである「トレイルカメラ」は本来、野生動物を撮影するためのカメラです。
木などにくくり付けたカメラの前を動物が通ると、熱を感知してセンサーが作動し、自動で撮影する機能を持っています。
直方体の形状をしていて乾電池式で作りが頑丈です。
防水や防塵の機能がついているのも特徴の一つになります。
この自動で撮影する機能は泥棒の対策にもうってつけで、最近ではこのトレイルカメラが防犯カメラとして使われることが増えてきました。
なかでも特に人気が高いのがADQRAS製のトレイルカメラです。
ADQRASトレイルカメラの特徴・画質・録画方法
「ADQRASトレイルカメラ」の一番の特徴は、800万画素を誇る画質です。
一般的に画素数が高いほど画像や映像が高画質で映ります。
通常の防犯カメラのほとんどが250万画素以下なので、比較するとそのすごさが分かっていただけるでしょう。
録画方法はセンサー録画で、カメラの前を人が通ると、センサーが熱を感知して自動的に録画が始まり、人が離れると録画が終了します。
熱を検知するセンサーは本体に3つ付いていて、その照射角度は120度と広角です。
さらに赤外線LEDを46個も搭載していることから、暗闇の中でも鮮明な写真や映像を撮ることができます。
センサー録画の他にも、
- 指定した時間間隔で録画するインターバル撮影
- 指定した時間に撮影を開始するスケジュール録画
が可能。
設置方法は、本体についたベルトを取り付けたい場所にしめるだけとお手軽です。
ADQRASトレイルカメラのメリットと注意点
通常の防犯カメラは、配線コードを電源に差し込まなければ使えません。
そのためカメラを屋外に取り付ける場合は、配線工事をしたり、家の壁に穴を開けたりする必要があります。
一方、トレイルカメラは乾電池式なので配線が必要ありません。
防犯カメラを付けたいけど配線工事が面倒だという人や、家に穴を開けたくないという人におすすめです。
穴を開ける必要がないので、マンションやアパートなどの集合住宅でも使えます。
集合住宅に住んでいて防犯カメラを取り付けたい人は、このトレイルカメラの購入を検討してみてはどうでしょうか。
ただし、
- 撮影中の映像の監視ができない
- カメラを壊されたり、持っていかれたりしたら、その映像を確認できない
の二点がマイナスポイントとなっています。
「ADQRASトレイルカメラ」で撮影した映像は、本体のmicroSDカードに記録されます。
映像を確認するにはこのSDカードが必要なため、本体ごと盗まれたり破壊されたりしてしまえば、撮影中の映像を見ることはできません。
そのためカメラは、人の手が届かないところに設置する必要があります。
おすすめ防犯カメラ第6位! SecuSTATION NX-82
「SecuSTATION NX82」はIP(インターネット・プロトコル)カメラの一種です。
「IPカメラ」とはコンピュータと一体化したカメラのことで、「ネットワークカメラ」とも呼ばれています。
カメラをインターネット回線につなげることで、撮影中の映像をそのままパソコンやタブレット、スマートフォンから見られます。
しかし「SecuSTATION NX82」はIPカメラなのにも関わらず、ネット環境がなくてもカメラの映像を見たり、録画の設定ができたりするのが特徴です。
SecuSTATION NX82の特徴・画質・録画方法
「SecuSTATION NX82」の画質は243万画素で、カメラから10m離れた車のナンバーもはっきりと映ります。
映像は遠隔監視が可能で、録画した映像はmicroSDカードに保存されます。
録画方法は、
- 映像を常に録画する「連続録画」
- 指定した曜日や時間帯のみに録画する「スケジュール録画」
- 人の動きを検知して録画する「動体検知録画」
の3つから選択可能です。
カメラの前で何か動きがあった時に録画が開始する動体検知録画には、録画開始から10秒さかのぼって録画データを記録する「プリレコード機能」を搭載。
映像だけでなく、カメラから8m以内の音を集めることもでき、スマホに話しかけることでカメラのスピーカーから声を出すことも可能です。
SecuSTATION NX82のメリットと注意点
「SecuSTATION NX82」は、
- スマホから遠隔監視できる
- 動体検知が作動するとスマホにメールが送られてくる
- スマホからカメラに音声を送れる
といった特徴からも分かるとおり、使いこなすにはスマホが鍵になるので、スマホの操作に慣れている人におすすめです。
逆にスマホを持っていない、あるいは持っていても使い慣れていない高齢者の方などは、使いこなすのは難しいかもしれません。
また「SecuSTATION NX82」には、
- カメラの電波を使って、スマホとWi-Fiで接続することも可能
というメリットもあります。
これにより、ネット環境がなくてもスマホからカメラの映像を見ることが可能です。
ただしこの場合の注意点が、
- 遠隔監視はできない点
です。
カメラのWi-Fi電波が届かない場所では、映像は見られないので注意しましょう。
おすすめ防犯カメラ第5位! SecuSTATIONクラウドCX82
防犯カメラで録画した映像を保存する場所は、おもに以下の3つがあります。
- 録画機
- microSDカード
- クラウドサーバー
「SecuSTATIONクラウドCX82」は、第6位の「SecuSTATION NX82」と同じシリーズの防犯カメラですが、両者は映像の保存先が異なります。
「NX82」はmicroSDカードに保存するのに対し、「クラウドCX82」の保存先は「クラウドサーバー」です。
クラウドサーバーとはオンライン上のファイルの倉庫のようなもので、データをインターネット上のサーバーに保存できます。
ここでは「SecuSTATION NX82」の特徴とともに、クラウドサーバーを使うことのメリットやデメリットについても説明していきます。
SecuSTATIONクラウドCX82の特徴・画質・録画方法
「SecuSTATION クラウドCX82」の基本的な機能は、録画媒体以外は同シリーズの「NX82」とほとんど変わりありません。
録画方法は、
- 連続録画
- スケジュール録画
- 動体検知録画
の3つから選ぶことができ、動体検知録画には10秒間のプリレコード機能も付いています。
カメラにスピーカーが内蔵されていて、スマホから音声を送れる点も同様です。
映像の画質も243万画素と同じですが、その違いは録画した映像の記録先がmicroSDカードではなく、オンライン上のクラウドサーバーだというところにあります。
SecuSTATIONクラウドCX82のメリットと注意点
microSDカードはカメラ本体に入っているため、カメラを壊されてしまえばその録画データも壊れてしまいます。
こうなると犯人が誰なのか、証拠となるものがなくなってしまいますよね。
しかし保存先がクラウドサーバーなら、データは手元ではなくインターネット上のサーバーに保存されるので、後から映像を確認できるわけです。
ですから「SecuSTATION クラウドCX82」は、こうした不測の事態でも証拠を残したい人におすすめと言えるでしょう。
ただし、クラウドサーバーに録画データを保存するデメリットとして
- 費用がかかる点
が挙げられます。
クラウドサーバーにデータを保存するためにはクラウドサービスと契約する必要があり、月に3,000~4,000円ほど費用が必要です。
なるべくお金をかけたくないという人には、クラウドは不向きかもしれません。
おすすめ防犯カメラ第4位!アチェンドSET-A1013
「アチェンドSET-A1013」はカメラ4台と録画機1台の防犯カメラセットです。
カメラには屋外用のバレット(筒)型と屋内用のドーム型の2種類があり、4台のうち屋外用2台、屋内用2台というようにそれぞれの台数をお好みで選べます。
映像の記録媒体は専用の録画機に内蔵されたHDD(ハードディスクドライブ)で、カメラとテレビをそれぞれケーブルで録画機とつなぐことで映像が表示されます。
警察署や官公庁などの施設での導入実績が多いのも特徴です。
アチェンドSET-A1013の特徴・画質・録画方法
「SET-A1013」の画質は52万画素で、映像はテレビモニターにつなげて確認できるほか、スマホでの閲覧も可能です。
録画方法は、
- 通常録画
- 動体検知録画
が可能で、録画した映像は録画機に内蔵された1,000GB(ギガバイト)のHDDに保存されます。
「SET-A1013」の特徴は、1台のモニターで4つの映像を分割して同時表示する、4分割表示ができる点です。
他にも、指定した秒数ごとに画面が各カメラに切り替わっていく「シーケンス機能」もついています。
アチェンドSET-A1013のメリットと注意点
4分割表示機能は、店舗など複数の犯罪に狙われやすい場所に向いています。
店舗にこのカメラを設置する場合、レジにカメラを設置すればレジ強盗、店内に設置すれば万引き対策、他にも駐車場や店内入口での防犯対策が同時にできるのです。
もちろん住宅でも、同時に4つの場所を監視したいという人にはおすすめなのですが、その場合、
- 画質が52万画素
という点が、少し残念な部分と言えるかもしれません。
なぜなら画質が52万画素以上のカメラは他にたくさんあるので、「SET-A1013」である必要がなくなってしまうからです。
画質にこだわりたい人にとっては向かない製品かもしれません。
おすすめ防犯カメラ第3位! HOZ’EYE AHD防犯カメラ4台セット
「HOZ’EYE AHD防犯カメラ4台セット」は「AHD(アナログ・ハイ・デフィニション)」の防犯カメラです。
AHDとは、アナログのカメラで撮影した映像をハイビジョン画質に変換できるシステムです。
このシステムを使うことで、高画質の映像を映せる防犯カメラが登場しました。
「AHD防犯カメラ4台セット」は4台のカメラと1台の録画機のセット商品で、カメラは屋外用のバレット型と屋内用のドーム型から、それぞれ好きな台数を選べます。
HOZ’EYE AHD防犯カメラ4台セットの特徴・画質・録画方法
「HOZ’EYE AHD防犯カメラ4台セット」の画質は130万画素で、映像はテレビで見られるほか、ネットに接続すればスマホからも閲覧可能です。
夜間でも赤外線を照射することでクッキリした映像を撮れ、その照射距離は約25mとなっています。
録画方法には、
- 常時録画
- モーション感知録画
- スケジュール録画
の3種類があり、映像は録画機に内蔵されたHDDに保存されます。
HDDの容量は2TB(テラバイト)で、高画質の映像を最長40日間録画できます。
HOZ’EYE AHD防犯カメラ4台セットのメリットと注意点
「HOZ’EYE AHD防犯カメラ4台セット」は、他のカメラと比べて機能や性能にこれといった特徴がありませんが、弱点もない優等生的なので万人におすすめできます。
他のカメラと比べた優位点は、2TBという記録容量の多さです。
1TBは1GBの1,000倍なので、「AHD防犯カメラ4台セット」の記録容量は第4位の「SET-A1013」(1,000GB=1TB)の2倍になります。
この容量は他の録画機用防犯カメラと比べてもトップクラスなので、できるだけ長く映像を保存しておきたい人におすすめです。
また設定面においては、
- カメラの設定をマウスで行える点
も特徴の一つと言えます。
防犯カメラの設定はリモコンで行うことが多いですが、設定画面で何かを選択する際に、上下や左右に移動するために一回一回ボタンを押さねばならず、わずらわしく感じます。
その点マウスなら、選択したい項目に矢印を合わせてクリックするだけと簡単なのも、購入者から好評です。
これといったデメリットはありませんが、130万画素という数字は、画質にとことんこだわりたいという人には物足りないかもしれません。
おすすめ防犯カメラ第2位!AHDカメラ4台セット
「AHDカメラ4台セット」は、多機能高画質のAHD防犯カメラで、こちらもカメラ4台と録画機1台のセット商品です。
防犯カメラは以下の6種類から好きな4つを選べます。
- 屋外型(248万画素)
- 屋外型・パンチルト(首振り)カメラ(248万画素)
- 屋外型・バリフォーカルレンズ(焦点可変レンズ)搭載カメラ(248万画素)
- 屋内型(248万画素)
- 屋外型(500万画素)
- 屋内型・バリフォーカルレンズ搭載(500万画素)
この中でも特におすすめのカメラを次の章で紹介します。
AHDカメラ4台セットの特徴・画質・録画方法
「AHDカメラ4台セット」は選ぶカメラによって画質が異なり、上記のA~Dタイプのカメラは248万画素、EとFのカメラはなんと500万画素です。
映像はテレビやパソコン、スマホからも閲覧でき、1つのモニターに4台のカメラの映像を同時表示する4分割表示も可能です。
どのタイプのカメラにも赤外線LEDが搭載されているので、暗闇でもしっかり映せます。
録画した映像は専用の録画機に内蔵されている、容量1TBのHDDに保存されます。
録画方法は、
- 標準録画
- モーション感知録画
- スケジュール録画
の3つが可能です。
AHDカメラ4台セットのメリットと注意点
「AHDカメラ4台セット」の特徴は、カメラの種類が豊富なところにあります。
高画質で映像を記録したい人には、Eタイプの「屋外型」とFタイプの「屋内型」が500万画素なのでおすすめです。
なかでも特におすすめしたいのが、Cタイプの「パンチルト・カメラ」です。
パンチルト・カメラとは、カメラが上下左右に首を振って向きを変えられるカメラで、ズーム機能も備わっています。
首振りやズームはスマホから簡単に操作でき、カメラの向きを自由に変えて撮影範囲を広げたい人にはおすすめのカメラです。
ただしパンチルトのカメラを選択するには、Aタイプの標準カメラを選んだ場合に比べて17,000円余分にかかります。
これは他のカメラも同様で、500万画素のカメラを選ぶ場合も上乗せで3,980円が必要です。
この点は、あまりお金をかけたくないという人には向かないと言えます。
おすすめ防犯カメラ第1位!ACEワイヤレス防犯カメラNVR録画機セット
「ACEワイヤレス防犯カメラNVR録画機セット」は、NVRを採用したIP(ネットワーク)カメラです。
NVRとは「ネットワーク・ビデオ・レコーダー」の略で、IPカメラで撮った映像をLAN経由でそのままモニターに映す録画機です。
前述のAHDカメラに使われている録画機は「デジタル・ビデオ・レコーダー」で、アナログカメラで撮った映像をデジタルハイビジョンに変換してモニターに映した映像を録画していました。
AHDではアナログ信号をデジタルに変換する際に映像が劣化しますが、NVRではIPカメラで撮った映像をIP経由で直接モニターに表示するため劣化が起きません。
そのため100万画素のNVRは、200万画素のAHDカメラよりもきれいに映ります。
ACEワイヤレス防犯カメラNVR録画機セットの特徴・画質・録画方法
「ACEワイヤレス防犯カメラNVR録画機セット」のカメラは、以下の3種類から好きなものを選べます。
- 屋外用(100万画素)
- 屋外用(130万画素)
- 屋内用(130万画素)
130万画素のタイプを選ぶ場合、屋外用なら1,500円、屋内用なら1,200円、費用が追加でかかります。
赤外線LEDも付いているので、暗闇でもくっきりした映像を撮影可能で、映像はテレビやパソコン、スマホから閲覧可能です。
録画方法は、以下4種類があります。
- 通常録画
- マニュアル録画
- 動体検知録画
- スケジュール録画
マニュアル録画は、モニターを見ている時にマウス操作で録画を始められる機能です。
家にいる時に不審者が現れたら、マウス操作で録画できるというわけですね。
また動体検知録画には、メール通知機能も付いています。
ACEワイヤレス防犯カメラNVR録画機セットのメリットと注意点
「ACEワイヤレス防犯カメラNVR録画機セット」の画質は、通常タイプなら100万画素ですが、前述したようにNVRの100万画素はAHDの200万画素以上とも言われているので、高画質で映像を撮りたい人におすすめです。
録画した映像は録画機内のHDDに保存されますが、このHDDは別売りなので注意しましょう。
HDDはオプションで、以下から好きな容量のものを選べます。
- 1TB(+5,000円)
- 2TB(+10,000円)
- 3TB(+15,000円)
- 4TB(+20,000円)
大容量のHDDは魅力的ですが、容量が1TB増えるごとに5,000円の追加費用が必要になるので、希望の容量と金額に折り合いをつけて購入するのがいいでしょう。
まとめ
ここまで、おすすめの防犯カメラをランキング形式で7つ紹介してきました。
- 設置に配線工事や穴あけの必要がなく、手軽で高画質な「トレイルカメラ」
- インターネット回線を使い、スマホでの遠隔監視やスピーカーでの声かけが可能な「IP(ネットワーク)カメラ」
- 録画映像をクラウドサーバーに預けられる、証拠保全に強い「クラウドカメラ」
- 家の周囲を徹底的にガードする4台の防犯カメラセット
- アナログカメラの映像をハイビジョンに変える、高画質映像の「AHDカメラ」
- スマホの操作で首振りやズームが可能な「パンチルトカメラ」
- AHDよりも高画質な「NVRカメラ」
どのカメラにも一長一短ありますが、自分に合ったカメラは見つかりましたか?
見つかったのなら、お気に入りの防犯カメラを取り付けて、家を色んな犯罪から守りましょう。
防犯カメラは最強の防犯グッズなのですから。