あなたが防犯カメラを選ぶ時の基準はなんでしょうか?
防犯効果があるのは当然として、きれいな画質や多彩な機能、使いやすさなど基準は色々とありますよね。
屋外・屋内の両方で使えるタイプの防犯カメラは高画質で多機能なものが多いですが、そのぶん価格も高いです。
「そんなに色々な機能を付けなくてもいいから、もっと安くしてほしい」
そう思っている人も多いのではないでしょうか。
屋外用の防犯カメラは、画質や機能面で屋外・屋内両タイプのカメラより劣りますが、そのぶん価格が安いのが特徴です。
今回は最低限の機能があればいいから安い防犯カメラが欲しいという人のために、おすすめの屋外用防犯カメラをランキング形式で紹介していきます。
おすすめ屋外用防犯カメラ第5位!赤外線LED防犯カメラ
防犯カメラとして必要最低限の機能がついていれば、余計な機能はいらないと思っている人にまずおすすめなのが、「赤外線LED防犯カメラ」です。
必要最低限がどの程度を指すのかは人それぞれ違うでしょうが、録画機能がいらないという人にこのカメラは自信を持っておすすめできます。
「赤外線LED防犯カメラ」は確かに高画質とも多機能とも言えないかもしれませんが、必要最低限の防犯機能を保ちつつも3,999円という低価格で販売されているため人気の商品です。
赤外線LED防犯カメラの特徴・画質・録画の種類
「赤外線LED防犯カメラ」の画質は30万画素で、映像はテレビから閲覧可能です。
3.6㎜の広角レンズを使っていて、カメラから上下に60度、左右に70度の範囲を撮影できます。
カメラには赤外線LEDが24個内蔵されていて、カメラから15m先までは暗闇の中でもくっきりした映像の撮影が可能です。
カメラ単体では映像を録画できないので、録画をしたい場合は別売りの録画機を買う必要があります。
録画機はオプションで付けられますが、23,000円余計に費用がかかる点は忘れないでおきましょう。
赤外線LED防犯カメラのメリットと注意点
「赤外線LED防犯カメラ」は、安い価格と最低限の防犯機能を兼ね備えた、コストパフォーマンスに優れている防犯カメラと言ってもいいでしょう。
カメラに多くの機能は求めないという人にはおすすめです。
ただし空き巣に侵入された時などに、証拠を残しておきたいという人には向かない製品だとも言えるでしょう。
「赤外線LED防犯カメラ」で映像を録画するには別途録画機を買う必要があり、録画機に追加費用を支払うくらいなら最初から録画機能付きの防犯カメラを買ったほうが安くあがります。
おすすめ屋外用防犯カメラ第4位!ヴァストマート防犯カメラ
「防犯はしたいけど、防犯カメラは高いからうちはダミーカメラで充分」
そう考える人も多いのでしょうか、最近はダミーカメラも人気です。
確かにダミーカメラは安価なものなら1,000円以下で買えますし、本物のカメラだと思わせることで被害にあう確率も減らせるでしょう。
しかしダミーカメラは、空き巣など見る人が見ればニセモノだということがすぐにバレてしまいます。
それでは防犯対策になりませんよね。
どうせならダミーカメラ並みの価格の本物のカメラを買いませんか?
ダミーカメラぐらいの超低価格で買える防犯カメラに、「ヴァストマート防犯カメラ」というものがあるので詳しく説明していきましょう。
ヴァストマート防犯カメラの特徴・画質・録画の種類
「ヴァストマート防犯カメラ」の画質は「510×492」(約25万画素)で、映像はテレビから閲覧可能です。
第5位の「赤外線LED防犯カメラ」同様、3.6㎜の広角レンズを使っています。
カメラには赤外線LEDが24個搭載されていて、赤外線の最大照射距離(夜間にくっきりした映像を映せる距離)は20mです。
もちろん暗視撮影も可能で、夜間はLEDが点灯するため、威嚇効果が期待できるでしょう。
こちらもカメラ単体では録画ができず、録画するには別途録画機の購入が必要です。
ヴァストマート防犯カメラのメリットと注意点
「ヴァストマート防犯カメラ」のスペックは、第5位の「赤外線LEDカメラ」とあまり変わりありません。
細かな違いを挙げるなら、
- 画質は「赤外線LEDカメラ」が30万画素で、「ヴァストマート防犯カメラ」が25万画素
- 赤外線照射距離は「赤外線LEDカメラ」が15mなのに対し、「ヴァストマート防犯カメラ」は20m
といった点があります。
「赤外線LEDカメラ」との最大の違いであり、「ヴァストマート防犯カメラ」の最大のメリットは、価格がたったの1,690円と非常に安価な点です。
ダミーカメラ並みの価格にも関わらず最低限の機能を備えているので、とにかく安く買いたいという人にはおすすめと言えます。
ただし今後録画機能が必要になるかもしれないと思っている人には、向かない製品かもしれません。
おすすめ屋外用防犯カメラ第3位!KNEWMART IPカメラ
「KNEWMART IPカメラ」は「IP(インターネット・プロトコル)カメラ」の一種です。
「IPカメラ」はコンピュータと一体化したカメラのことで、「ネットワークカメラ」とも言われています。
IPカメラのメリットは、Wi-Fiに接続することでスマホなどからカメラが映した映像を観られる点です。
当然ですが、家に無線ルーターがあるなどWi-Fi環境がないとこの機能は使えないので注意しましょう。
「KNEWMART IPカメラ」はIPカメラの中でも、特に値段が安いカメラとして人気の商品です。
KNEWMART IPカメラの特徴・画質・録画の種類
「KNEWMART IPカメラ」の画質は720P(約100万画素)で、映像はパソコン、タブレット、スマホから閲覧できます。
カメラにはLEDが13個搭載されていて、赤外線照射距離は10m、暗闇の中でも映像を映せる暗視撮影が可能です。
「KNEWMART IPカメラ」の特徴は、スマホなどから遠隔監視している映像を指の操作でズームできる点にあります。
さらにカメラが人や物の動きを感知すると、画像付きのメールやプッシュ通知がスマホに送られてくる点も特徴です。
ただし、こちらのカメラも録画機能はないので気をつけましょう。
KNEWMART IPカメラのメリットと注意点
「KNEWMART IPカメラ」は屋外用のIPカメラとしては特に値段が安いので、スマホでカメラの映像を遠隔監視したいけどお金はあまりかけたくないという人におすすめです。
ただしLED13個、赤外線照射距離10mという点は、他の安価なカメラと比べてもあまり高スペックとは言えません。
もしも空き巣が家に侵入してきた時、画像は残るものの映像は残らないというデメリットもあります。
これらの点が気になるという人は、値段は倍以上になりますが、より高スペックなIPカメラを買ったほうが賢明かもしれません。
おすすめ屋外用防犯カメラ第2位!モーションディテクションBF606
ここまで紹介してきた防犯カメラは低価格ですが、どれも録画機能が付いていませんでした。
必要最低限の防犯機能があればいいと言っても、やはり録画機能は欲しいと思っている人もいますよね。
録画機能が付くとその分これまでの製品よりは値段が高くなりますが、それでもこの「モーションディテクションBF606」は10,000円以下の値段で購入可能です。
それに伴って録画可能な防犯カメラならではの便利な機能もついているので、次の章で説明していきます。
モーションディテクションBF606の特徴・画質・録画の種類
「モーションディテクションBF606」の画質は「640×480」(約30万画素)で、映像はテレビなどのモニターで見られます。
カメラに赤外線LEDが30個も搭載されているので、暗闇でもくっきりした映像の撮影が可能です。
人の動きを検知すると自動で録画を開始し、30秒後に自動で録画を停止する動体検知録画の機能がついていて、映像はカメラに挿入したmicroSDカードに保存されます。
録画した映像はSDカードをパソコンに挿入して再生できますが、付属のリモコンを使ってテレビ画面で再生することも可能です。
モーションディテクションBF606のメリットと注意点
ふつう映像をSDカードに保存するタイプのカメラは、録画機に保存するタイプと違って、録画した映像をそのままモニターに映すことができません。
SDカードをカメラから抜いてパソコンに挿入することで、はじめて録画した映像を再生することができるのです。
しかし「モーションディテクションBF606」は、記録媒体がSDカードなのにも関わらず、録画した映像をテレビモニターでそのまま見られるという点は大きなメリットでしょう。
ただし、カメラの視野角度が50度と狭い点は残念な点と言えるかもしれません。
おすすめ屋外用防犯カメラ第1位!JSEED Vcam-01
「JSEED Vcam-01」は値段が安い代わりに、機能はあまり豊富でないものが多い屋外用防犯カメラの一つですが、その中では最上級のカメラになります。
IPカメラなのでスマホからの遠隔監視や操作もでき、録画機能はもちろんですが、その録画の種類も豊富です。
これまで紹介した防犯カメラでは満足できないという人には、おすすめの製品だと言えます。
ただしIPカメラなので、家にWi-Fiの環境がないとスマホでの遠隔監視ができないという点は忘れないでおきましょう。
JSEED Vcam-01の特徴・画質・録画の種類
「JSEED Vcam-01」の画質は130万画素で、映像はパソコンやタブレット、スマホから閲覧できます。
カメラにはLEDが30個搭載されていて、赤外線照射距離は15mです。
「JSEED Vcam-01」の録画方法は、
- 常時録画
- 動体検知録画
の他に
- カメラの近くで大きな音が鳴ると録画を開始する音声検知録画
- 指定した曜日や時間帯に録画をするスケジュール録画
もあります。
動体検知や音声検知が作動すると、スマホにプッシュ通知とカメラの撮影した画像が送られてくるのも特徴です。
映像はmicroSDカードに保存されますが、専用のアプリでパソコンやスマホに録画映像を保存したり再生したりもできます。
JSEED Vcam-01のメリットと注意点
「JSEED Vcam-01」はIPカメラの割に価格が安いうえ、録画機能もいろいろ付いているので、安くIPカメラを購入したい人におすすめです。
カメラと別売りになっていることが多いmicroSDカードが、最初から付属されている点もおすすめのポイントだと言えるでしょう。
デメリットも特にありませんが、それはあくまで安価な屋外用防犯カメラの中ではの話です。
もう数千円出せば、より高画質で多機能な屋外・屋内両方に対応したタイプの防犯カメラを買えるので、そちらの購入を検討してみてもいいかもしれませんね。
まとめ
ここまで屋外用のおすすめ防犯カメラを紹介してきましたが、良いと思える商品は見つかりましたか?
屋外用の防犯カメラは、屋内・屋外両方で使えるタイプのカメラと比べて、画質や機能面で劣ります。
しかしそのぶん価格が安いので、多機能よりも価格重視という人にはうってつけです。
「防犯カメラは高いから」
世間の大半のイメージはそうかもしれませんが、安くて最低限の防犯機能が揃った防犯カメラもたくさんあるということが分かっていただけたはずです。
「録画機能もいらない」
「せめて録画機能はほしい」
「画質は最低でもこれくらいはほしい」
このように人それぞれ最低限の基準は違うので、自分が許容できる範囲で価格の安い防犯カメラを買うのがいいでしょう。