家を空き巣などから守るためにもっとも効果的な防犯グッズは、防犯カメラだと言っていいでしょう。
防犯カメラを付けていれば空き巣が家に侵入してきても証拠が残りますし、威嚇効果も期待できます。
しかし防犯カメラは値段が数万円するものも多く、設置も大変だという理由から購入をためらう人も多いです。
そこで人気なのが安いものなら1,000円以下で買えて、設置も簡単なダミーカメラですが、ダミーカメラはその特徴や見た目から偽物だと見破られてしまうことも少なくありません。
今回はダミーカメラを検討している人のために、ダミーだとバレてしまうカメラの特徴とともに、偽物だと見破られにくいダミーカメラを3つご紹介していきます。
おすすめダミー防犯カメラ!ダミーカメラドーム型
本物の防犯カメラ同様、ダミーの防犯カメラにも屋外用と屋内用があります。
屋内用の防犯カメラは「ドーム型」といわれる半球体の形状をしていて、コンビニやマンションの共用スペースなどで使われていることが多いです。
本物の屋外用防犯カメラには必ずカメラを電源につなげるための配線が付いているので、配線処理をしていないダミーカメラは偽物だと簡単に見破られてしまいます。
一方、屋内用の防犯カメラは天井に取り付けるので、この心配はありません。
配線は天井裏を通っていて外から見えないのが当たり前なので、ダミーだと気づかれにくいというメリットがあるのです。
まずは屋内用のダミーカメラ、「ダミーカメラドーム型」を紹介します。
ダミーカメラドーム型の特徴とメリット
ドーム型カメラには、本物にもダミーにも赤く光るLEDライトが内蔵されていますが、両者には決定的な違いがあります。
本物のカメラのLEDは常時点灯しているのに対し、ダミーカメラのLEDは常時チカチカと点滅している点です。
このため、設置されているドーム型カメラが本物かダミーかは簡単に判別がついてしまいます。
「ダミーカメラドーム型」もLEDが点滅するタイプですが、常時点滅しているわけではありません。
「ダミーカメラドーム型」には明るさセンサーが内蔵されていて、カメラに人などが近づいた時にだけLEDが点滅を始めるという特徴があります。
本物とダミー、どちらのカメラの特徴にも当てはまらないため、空き巣など防犯カメラに詳しい人間から見ても、このカメラが本物か偽物かを判別するのは難しいです。
これだけの機能があるにも関わらず、980円と値段が安い点もメリットだと言えますね。
ダミーカメラドーム型の口コミと注意点
「ダミーカメラドーム型」を実際に購入した人の口コミには、
- 「近づくと赤いランプが点滅するのでダミーっぽくない」
- 「感知センサーが付いているので本物のように見える」
- 「ダミーにしては本物のような見た目をしている」
といった意見が多いです。
カメラの外観はもちろん、センサーが反応した時だけLEDが点滅するという機能が偽物と判別しづらいため、屋内用のダミーカメラを探している人全員におすすめできる商品だと言えます。
ただしこの明るさセンサーは、暗い場所では人などを感知せず作動しないことがあるので注意が必要です。
おすすめダミー防犯カメラ!HDC-027IR
ダミーカメラを家で使用する場合、屋外に取り付けるという人は多いのではないでしょうか。
空き巣に侵入された時などに証拠をとっておける本物のカメラと違い、ダミーカメラの目的はあくまでも威嚇です。
カメラを設置することで空き巣などを家に近づかせない効果を期待するのなら、軒下や外壁など外から見える場所に設置しないとあまり意味がありません。
しかし普通の屋外用ダミーカメラでは、空き巣などに偽物だと見破られてしまう可能性があるので注意が必要です。
次に、なぜ見破られやすいのかその理由を明らかにしたうえで、空き巣にダミーだと見破られにくいダミーカメラ「HDC-027IR」を紹介します。
HDC-027IRの特徴とメリット
家で使うタイプの屋外用カメラは赤く光るLEDライトが複数個搭載されていて、夜になると自動で全てのライトが赤く点灯します。
対して屋外用のダミーカメラのLEDライトは、昼夜問わず1つのライトだけが常時赤く点滅する点が特徴です。
屋内用のカメラと同様、これではカメラが本物か偽物かの判別が簡単にできてしまいます。
一方で「HDC-027IR」はダミーカメラにも関わらず明るさセンサーが搭載されていて、暗くなると本物のカメラ同様、自動で全てのLEDが赤く点灯し続ける点が特徴です。
そのため、空き巣などにカメラがダミーだと気づかれる確率はグッと減るでしょう。
値段は3,000円と他のダミーカメラに比べて少し高いですが、ダミーだと見破られにくい点を考慮すれば、これくらいの値段は納得できるという人も多いのではないでしょうか。
HDC-027IRの口コミと注意点
「HDC-027IR」を購入した人の口コミには、
- 「夜になるとLEDが赤く光るので、威嚇効果がありそう」
- 「だいたいのダミーは点滅だけど、このカメラは点灯だからダミーだと気づかれなさそう」
- 「業者にも見てもらったが、本物と判別がつかないと言われた」
という意見が多いです。
「HDC-027IR」はLEDライトの光り方が本物のカメラと全く同じなので、屋外用ダミーカメラが欲しい人全員におすすめできます。
ただし注意点として、本物のカメラと違って雨にはあまり強くありません。
ある程度の防水効果はありますが、軒下など雨が降ってもあまり濡れない場所に設置するのがいいでしょう。
おすすめダミー防犯カメラ!ダミーカメラ内蔵ハウジングセットCT-F020
あなたは「ハウジングカメラ」をご存知ですか?
ハウジングカメラとは、専用の箱に入った防犯カメラのことです。
この箱は「ハウジングケース」と呼ばれ、白くて直方体の形状をしており、前面はガラス張りになっています。
家庭用に使われることはあまりありませんが、店舗の駐車場や街中に設置されている防犯カメラはだいたいこれなので、見たことがあるという人も多いはずです。
ダミーカメラの中でも、このハウジングタイプのカメラはもっともダミーだと見破られにくいと言っていいでしょう。
最後にその理由と、ダミーのハウジングカメラである「ダミーカメラ内蔵ハウジングセットCT-F020」の特徴について説明していきます。
ダミーカメラ内蔵ハウジングセットCT-F020の特徴とメリット
ダミーカメラは価格が安い反面、作りがあまり精巧でないものが多いです。
そのため、見た目だけでカメラがダミーだと見破られることも少なくありません。
これでは防犯効果は見込めませんよね。
そこでおすすめなのが、ハウジングカメラです。
「ダミーカメラ内蔵ハウジングセットCT-F020」はハウジングケースが本物そっくりに作られているので、一見してダミーかどうか分かりません。
そのうえ肝心のカメラはケースの中に入っているので、見た目だけでダミーだと見破られる心配はほとんどないでしょう。
カメラにはLEDライトが1つ内蔵されていて、赤く点滅する点も特徴です。
ダミーカメラ内蔵ハウジングセットCT-F020の口コミと注意点
「ダミーカメラ内蔵ハウジングセットCT-F020」を購入した人の口コミには、
- 「大きさも程良く、どこから見ても本物」
- 「コンビニに付いているカメラと同じもののよう」
- 「ダミーだと言ったら知人に驚かれた」
など本物と見分けがつかないという意見が多いです。
さらにハウジングケースに入っているため、完全防水である点も見逃せません。
ふつうのダミーカメラは本物のカメラと違い、雨にそこまで強くない点がデメリットですが、「ダミーカメラ内蔵ハウジングセットCT-F020」は屋根のない外壁などに取り付けたい人にもおすすめの製品です。
ただしLEDが点滅するという点はダミーカメラの特徴とも一致するので、ランプが目立ちにくいような位置にカメラを取り付けるといった工夫は必要だと言えます。
値段も8,640円とダミーカメラにしては高いので、この製品を購入するなら本物の防犯カメラの購入を検討してみてもいいかもしれません。
まとめ
ここまでダミーだと見破られにくいダミーカメラを紹介してきました。
偽物だと見破られてしまうカメラの特徴には、
- 屋内用→LEDライトが常時点滅している
- 屋外用→複数あるLEDライトのうち一つだけ、常時点滅している
- 屋内用・屋外用共通→見た目がチャチである
といった点があります。
今回紹介したダミーカメラはいずれも、
- 「ダミーカメラドーム型」→人などが近づいた時だけLEDライトが点滅する
- 「HDC-027IR」→夜になると全てのLEDライトが常時点灯する
- 「ダミーカメラ内蔵ハウジングセットCT-F020」→カメラがハウジングケースの中に入っていて見えにくい
というようにダミーだと見破られにくい点が特徴です。
ダミーカメラを購入するのなら、ぜひこのような本物と判別がしづらい製品を選びましょう。