防犯対策グッズ

窓の防犯には「防犯フィルム」!厳選したおすすめグッズ3選

空き巣の侵入の手口の中で多いのは無施錠の窓やドアからの侵入です。

これに対して有効な対策は施錠を徹底すること以外にありません。

しかし、施錠をしていても空き巣に入れられる可能性もあります。

それは空き巣が施錠した窓を「ガラス破り」という方法で開けて侵入してくるケースがあるからです。

ガラス破りとは、人目に付きにくい窓のクレセント錠付近のガラスを手が入る程度の大きさに割り、クレセント錠を開錠して屋内に侵入する方法です。

 

この「ガラス破り」による空き巣の侵入を防ぐには、防犯フィルムの利用が効果的です。

ここでは三種類の防犯フィルムを紹介していきます。

 

ハードコートタイプの防犯PETフィルムRIVEXSS1490C

この商品はフィルムの全厚が447μm、衝撃を吸収する働きをするPET基材厚が350μmとなっています。

可視光線は88%を透過するので室内の明るさにほとんど影響しません。

粘着力(ガラスに張り付く強さで、破片の飛散を防ぐ数値)は15.7N/25mm、引張強度(伸び率・衝撃に対する強度)は516N/10mmとなっています。

この強靭なPETフィルムを多層にした構造のRIVEXSS1490Cを窓ガラスに貼ることで、高い防犯効果を期待することができます。

 

強靭な耐衝撃機能がおすすめの理由!防犯PETフィルムRIVEXSS1490Cの特徴

防犯PETフィルムRIVEXSS1490Cは強靭なPETフィルムを多層に重ねた構造になっているので、すぐれた防犯性が期待できます。

防犯建物部品として認定された証であるCPマーク付きの商品なので、安心して利用できます。

この防犯PETフィルムRIVEXSS1490Cには様々な耐久試験が行われています。

落球試験では、ガラスが割れても鋼球の貫通を防ぎ、ガラスの飛散を防止する性能が確認されています。

また、このPET防犯フィルムRIVEXSS1490Cを張ったガラスに4.11Kgの鋼球を3mの高さから自由落下させる実験では、鋼球がフィルムを貫通しないことが確認されています。

 

このように、衝撃に対する耐久性に優れていることがこれらの実験から分かります。

窓ガラスの透明性を損なわないので、窓の外が見えづらくなったり、室内が暗くなったりすることはありません。

 

防犯PETフィルムRIVEXSS1490Cはこんな人におすすめ!メリットと口コミ

この防犯PETフィルムRIVEXSS1490Cは防犯性の高い製品に付与される「CP認定品」です。

このCP認定品である防犯PETフィルムRIVEXSS1490Cを貼るときに次の条件を満たすことがCPマークを取得する条件となります。

  • 貼るガラスの厚みが5mm以上
  • 複層ガラスの場合、防犯PETフィルムを添付するガラスの厚みが5mm以上
  • ガラスの露出部分全面、または呑込みを含むガラス前面に貼付
  • クレセント錠にサブサブロックがついている
  • 補助錠の設置
  • 国家資格である建築フィルム1級・2級防犯フィルム技能者による施工

 

もちろん、この防犯PETフィルムRIVEXSS1490Cを自分で窓ガラスに貼付することも可能です。

しかし、かなり手先の器用な人でなければきれいに貼付することは難しいでしょう。

また、この場合にはCPマークの認定を受けることができないので、注意が必要です。

この防犯PETガラスに限らず、防犯フィルムには耐用年数があるので、定期的に張り替える必要あることも覚えておきましょう。

この商品を利用した人からは、DIYが趣味なので自分で貼ったが、なかなかコツをつかむのが難しかった、綺麗に貼る自信がなかったのでプロに依頼したが、満足のいく仕上がりだったといった口コミが寄せられています。

 

凸凹ガラス用防犯フィルムOTA390は模様入りガラスにも貼れるのが特徴

この凸凹ガラス用防犯OTA390フィルムはフィルムの厚さがPET部分が190μm、粘着層が200μmとなっており、総厚は390μmとなっています。

最大フィルム幅が960mmとなっているので、大きめの窓にも貼付が可能です。

販売単位は100分の1平米ですので、ガラスの大きさにぴったりの大きさにカットして購入することが可能です。

付属品は取扱説明書のみです。

ドライ貼り付けのため、施工液やスキージーが必要ないのが特徴です。

 

凸凹ガラス用防犯フィルムOTA390は家の裏側に多い模様入りガラスに貼れるのが特徴

凸凹(板型)ガラスは、家の中でも比較的静かな、住宅の裏側に設置されることが多い窓ガラスです。

ですので、場所的に人目に付きにくく、空き巣に狙われやすい傾向があります。

面格子がついている場合もありますが、この面格子は簡単に外すことができます。

ですので、凸凹ガラス用防犯フィルムOTA390などで防犯対策をしっかりと行う必要があります。

今回紹介する凸凹ガラス用防犯フィルムOTA390は、フィルム層が厚いため貫通防止力に優れた商品です。

凸凹(板型)ガラスにぴったりと貼り付くことで、さらに高い防犯効果を得ることができます。

 

 

凸凹ガラス用防犯フィルムOTA390はこんな方におすすめ!メリットと口コミ

凸凹ガラス用防犯フィルムOTA390には強い粘着力と耐衝撃力があるので、空き巣による焼き破り以外にも台風などの自然災害による窓の破損による怪我などから室内の安全を守る効果があります。

自宅の裏側などの窓は空き巣に狙われやすいので、凸凹ガラスだからと防犯フィルムを貼るのをあきらめていた人には非常におすすめの商品です。

この商品は粘着層が200μmと他の商品に比べ厚いので、凸凹ガラスでも板状のものであれはぴったりと吸着するので、平面のガラスに他の防犯フィルムを貼付した場合と同様の防犯効果を得ることができます。

 

購入した方の口コミには、ドライ貼り付けのため自分で貼るのは難しかった、購入後知り合いの業者に貼付を依頼して、満足の行く仕上がりになったという声が寄せられているので、貼付する場合は自分で行わずに専門の業者に依頼することをお勧めします。

 

CP認定防犯フィルムセプロSS400Sは防犯機能に加えて紫外線もカット

この商品は、「官民合同会議」により公表された「防犯性の高い建物部品目録」に掲載された非常に信頼性が高い商品です。

フィルムの総厚は447μm、そのうち耐衝撃機能を持つPET基材厚は350μです。

衝撃に対する強度である引っ張り強度は516N/10mm、粘着力は15.7N/25mm、伸び率は148%となっています。

また、可視光線透過率は88%と室内の明るさにほとんど影響を与えず、そのうえ紫外線の99.3%を遮断してくれます。

 

防犯対策と同時に紫外線もカット!防犯フィルムセプロSS400Sのメリット

防犯フィルムセプロSS400Sの可視光線透過率は86%なので、この商品を窓ガラスに貼付してもほとんど貼ってあるのが分からないにもかかわらず、紫外線をほぼ完璧にカットしてくれることが一番のメリットです。

もちろん肝心の防犯性能も「CP認定」を受けた商品であり、警視庁ホームページウインドウフィルムの項目にも掲載されており、高い信頼性を誇っています。

防犯はもちろんですが、侵入阻止テロ対策にも役立つ柔軟かつ強靭な商品なので、CPマーク認定商品の中でも最高クラスの商品といえます。

 

また、通常の飛散防止フィルムの数倍の強度があるため、台風による突風対策やガラスに衝突した際の怪我防止対策にも効果を発揮します。

 

防犯フィルムセプロSS400Sをおすすめなのはこんな人!

防犯フィルムセプロSS400Sには強靭な耐衝撃性能のほかに紫外線のほとんどを吸収してくれるという特性があります。

ですので、防犯用としてすべての凸凹模様なし窓ガラスに貼ることができます。

特に南西側の日当たりのより方角にある窓に貼ることで、紫外線をカットできるというメリットもあります。

ですので、屋内の防犯対策とともに紫外線対策も行いたいという方におすすめの商品です。

CP認定商品ですが、専門の資格を持った人が取り付けるなどの条件を満たして初めてCPマークの対象となるので、その点は注意しておきましょう。

 

この商品を購入した方の口コミには、十分な厚みがあるので防犯対策にも紫外線対策にも期待ができる、取扱説明書に貼り付け方法が丁寧に書かれていたので、簡単に貼り付けができたといったものがあります。

 

3種類の防犯フィルムの特徴についてのまとめ

ここまで、一般的な防犯フィルム、凸凹ガラス用防犯フィルム、紫外線カット機能付き防犯フィルムについて説明してきました。

窓に安全のために貼るフィルムには、防犯フィルムより薄い窓ガラス用飛散防止フィルムがありますが、防犯フィルムはより強靭で、窓ガラスの飛散防止と防犯機能を兼ね備えた商品です。

ガラス破りの手段である焼き破りやこじ破り、打ち破りに強い商品を選ぶことも大切です。

しかし、それ以外にも貼り付けたいガラスにあった防犯フィルムを選ぶことも重要です。

 

ガラスの種類によっては、ここで紹介した商品では効果が期待できない場合があるので、防犯フィルムを貼り付けたいガラスの種類を確認してから、そのガラスに対応した商品を選ぶようにしましょう。

また、CP認定の防犯フィルムであっても、貼り付ける窓ガラスの厚さや、貼り付ける人が持っている資格によってはCPマークの対象外になることもあるので、その点にも注意しておきましょう。