自宅や店舗兼住宅にホームセキュリティを導入したい、そう思い立った時にまず気になるのが、契約するホームセキュリティ業者の種類です。続いて気になるのがホームセキュリティ業者に月々支払いを行う料金ではないでしょうか。この辺りはやはり、各社の情報を元にした比較検討が必要になってくるところといえます。そこで今回は、ホームセキュリティ業者各社の価格、つまり月額の契約金額などについて情報をランキング形式でまとめてみました。これから新たにホームセキュリティ業者に見積もりの依頼を出そうという方はまず、こちらの記事をもとに各社がどのくらいの費用が概算でかかるのか押さえておき、そしてその上で見積もりを取るようにするとよいでしょう。
第1位： 知名度、実績ともに業界最大手クラスの横綱級ホームセキュリティ業者、セコム
まず、月額費用や様々な部分から一番おすすめなホームセキュリティ業者として挙げられるのはセコムです。このセコムは個人宅向けのプランが大変充実しており、月額の料金は3,000円+税からという、とてもリーズナブルなプランも存在するほどです。それでは、このセコムについて月額の料金や契約時の費用などについて確認をしていきましょう。
個人宅向けプラン充実のセコム、月額料金は3,000円+税から
先ほども少し触れましたが、セコムは特にホームセキュリティ、つまり個人宅向けのセキュリティプランが充実しており、様々なオプションなどをつけることも可能とはなっていますが、最小の構成でホームセキュリティの契約をすることも、もちろん可能となっています。このプランで行くと、月額料金は3,000円+税から始めることもできます。
またセコムについてはマンション、また戸建でもその種別を問わずホームセキュリティを導入することが可能となっており、料金プランはホームセキュリティの機械を最初に全て買い取ってしまった上で月額料金を払っていく買取のプランと、機器のレンタルを受け、その上で毎月の利用料金を払っていくレンタルプランがあります。
長い目で見ていくと買い取りプランの方がお安いのですが、初期費用がかかってしまいますので、初期費用を抑えたいという場合にはまず、レンタルのプランからスタートするのがおすすめです。
また具体的な金額ですが、マンション及び戸建小規模という区分で見ていくとセキュリティの機械の買取プランの場合はまず、最初に機械の買取代金として152,500円+税、そしてさらに毎月3,000円+税の費用がかかることになります。
続いてレンタルのプランを選択した場合にはまず、機械の設置費用として43,000円+税、さらに非課税の保証金が2万円、これが初期費用としてかかることになり、その上で別途毎月4,500円+税のセキュリティ費用を支払うことでセコムの充実したホームセキュリティを受けることが可能です。
第2位： CM などでの露出度知名度ともに抜群の綜合警備保障ALSOK
第2位にランクインするのは、綜合警備保障が提供するアルソックです。
このアルソックについては最近CMなどでもお馴染みで、トップアスリートがどんどんCMに出演していることからお子様からの人気も高く、お子様に推されてアルソックを契約しようかどうかと考えている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
こちらについてはどのような費用でホームセキュリティを契約することができるのでしょうか。確認していきましょう。
ホームセキュリティ業界でも非常に珍しい初期費用ゼロスタートプランもラインナップに
まず、アルソックについては契約の形態としてアパート、マンションなどの集合住宅のプラン、そして戸建てのプランに大きく分けることができます。
アパート、マンションのホームセキュリティ導入の月額費用ですが、まず、こちらも先ほどのセコムと同様にホームセキュリティの機械を買い取るか、あるいはレンタルにするかで費用が変動することになります。
その他オプションなどにもよって費用は変動しますが、ひとまず、モデルケースとしてアパートやマンションのホームセキュリティ機械を買い取った場合については月額の費用として3,000円、その他初期費用として工事費が35,000円、そして機械に関する買取費用が139,800円、これらがそれぞれ税別ということでかかってくることになります。
また機械の買い上げの場合、その機械は10年間無料保証を受けることが可能です。
続いてレンタルを選択した場合ですが、こちらは月額費用として5,420円+税が発生します。
また、初期費用は工事費の35,000円+税のみということになります。
そしてアルソックにはゼロスタートプランという非常に珍しいプランがあります。
これは初期費用がかからないプランとなっており、業界でも大手の中ではアルソックのみが取り扱う大変珍しいプランでもあります。
多くのホームセキュリティ業者は初期費用が契約時にかかることになるわけですが、アルソックは初期費用一切なしの月額費用のみでセキュリティの導入が可能となっているわけです。
このゼロスタートプラン、アパート・マンションなどの集合住宅にも利用することができ、この場合は月額費用として6,010円が+税でかかるものの、その他初期費用については文字通りゼロ円です。
続いて一戸建て住宅の場合です。
一戸建て住宅の場合も、モデルとしては買取もしくはレンタル、そしてレンタルの中のゼロスタートプランというような格好になるわけですが、戸建で買取の場合は月額費用は3,500円+税、その他初期費用として工事費が53,000円+税、そして機器代が194,600+税ということになります。
この場合もアパートやマンションなど集合住宅と同様にホームセキュリティの機械は買い上げということになりますので、10年間の無料保証が付帯します。
そして戸建にレンタルでホームセキュリティ機器を設置する場合には、最初に初期費用として工事費が53,000円+税、そして月額費用として6,870円+税がホームセキュリティの月額代金としてかかってくることになります。
もちろん戸建ての場合はこの他にオプションなどをつけるケースもあるかと思いますので、オプションをつけた場合にはその分だけ料金が加算されます。
また戸建てのゼロスタートプランを利用する場合には月額費用は7,760円、機械はレンタル、そして初期費用は文字通り無料です。
出来る限り早急に、初期費用をできるだけかけない状態でホームセキュリティを導入したいという事情がある場合には、このアルソックのゼロスタートプランが最大限におすすめと言えるでしょう。
第3位： 大規模な商業施設や空港から、個人宅のホームセキュリティまで幅広くサポートする全日警
続いて、全日警のホームセキュリティの月額契約の仕様についても確認をしていきましょう。
こちらの全日警は大規模な空港や複合的商業施設の警備などを中心に取り扱う傍ら、もちろん長年のノウハウや実績を活かしてホームセキュリティ、つまり個人向けの警備も万全に提供しています。
全日警については様々なホームセキュリティプランが存在することから、また個別のケースに応じて若干月額の費用に変動が発生することから、一概にこの金額とは言えませんが、まずモデルケースとして戸建てのケースについて確認をしていきましょう。
全日警のホームセキュリティ機器のレンタルを行った場合の月額費用について解説をしていきます。
ホームセキュリティ機器の買取の総額は比較的リーズナブルな全日警
全日警の場合はホームセキュリティ機器をレンタルすることができるようになっており、このレンタルプランを利用した場合には月額2,900円+税、そして最初に工事費用として3万円+税、さらに非課税でレンタル機器の保証金ということで2万円の費用が最初にかかることになります。
つまり一番最初にレンタルプランで契約をした時にはおよそ54,000円から55,000円程度の費用が必要になるということですね。
続いて全日警のホームセキュリティ機器を買い上げた場合ですが、この場合は買い取りということで月額のセキュリティ費用は1,800円+税から、そして工事費については最初に3万円+税、さらに買取の代金ということで67,000円+税がかかることになります。
もちろんこの他にも様々なオプションの追加などで料金は変動してくることになりますので、詳細については全日警の営業担当、もしくは見積もりの担当の方に現在の状況をお話しいただき、その上で料金の提示を受けてみてください。
第4位： ホームセキュリティにもデザイン性を求める方にはぴったり！セントラル警備保障
第4位には、セントラル警備保障がランクインしました。セントラル警備保障はグッドデザイン賞を受賞するほどのスタイリッシュなホームセキュリティコントローラーや、各種セキュリティ機器の導入を実現しています。
自宅や居住空間を物々しい雰囲気にしたくない、でもホームセキュリティはきちんと万全にしておきたい、というお客様からのニーズに応え、セキュリティ機器が入っているにもかかわらず自然な雰囲気の居住空間を実現してくれるということで、人気を呼んでいます。
それでは、そんなセントラル警備保障の月額費用についても確認をしていきましょう。
セントラル警備保障は居住空間によって多彩なプランの用意があるため適切なプランを選択可能
今回は4LDKの居住空間にセントラル警備保障のホームセキュリティ機器を設置する場合としてモデルケースを設定してみました。
まず、ホームセキュリティ機器を買い取りにするかレンタルにするかで各社と同様に料金が変動してくることになります。
ホームセキュリティ機器の買取を選んだ場合には月額の契約費用として3,300円+税、そして機械の買取代金として204,500円+税、そして工事費として42,400円+税が発生します。
そして機械をレンタルすることを選択した場合には1契約当たり5年契約となり、その上で月額の費用が6,000円+税、さらに初期費用として工事費が42,400円+税、そして非課税の保証金が2万円といった形で初期費用が発生します。
この他にも二世帯住宅の場合、もしくは1LDKの場合など様々な料金のプランが全日警セントラル警備保障では用意されていますので、まずは、今回の4LDKのモデルを参考にこのようなセキュリティを設置してみたい、ということでセントラル警備保障の営業担当者または見積もり担当者に連絡を取ってみるようにするとよろしいでしょう。
Webからの資料請求や見積もりの依頼も可能です。
第5位： 東急線沿線ならおまかせ！東急セキュリティのホームセキュリティ
そして第5位にランクインしたのは、あの東急グループの系列会社である東急セキュリティです。
こちらのホームセキュリティ業者は、全国の対応というよりは東急線沿線に特化したホームセキュリティ業者となっており、地域全体を守ってくれるようなそんなコンセプトのホームセキュリティ業者となっています。こちらの東急セキュリティのホームセキュリティについては月額どのくらいの費用が発生することになるのでしょうか。
今回は一戸建ての新築でモデルケースを算出しました。
東急線沿線にめっぽう強い東急セキュリティ、新築戸建てとの相性◎
まず、ホームセキュリティ機器を買い上げてしまう場合ですが、こちらは月額費用3,000円+税、さらに工事費・設置費・機械の買取代金込みで229,700円+税がかかることになります。
初期費用という部分から見ると他社と比較してもそこまで高額というわけではないようです。
そして機械をレンタルする場合については月額費用として5,160円+税、さらに機械の工事費として54,500円+税、そしてレンタル機器の保証金として非課税で2万円が発生することになります。
およそどこのホームセキュリティ業者も、ホームセキュリティ機器のレンタル保証金は2万円というのが相場かということがわかります。
もちろんこの他にも様々なオプションなどをつけることにより値段が変動したり、また間取りや設置する機器によっても料金は変動しますので、あくまでモデルケースとして見ていただければ幸いです。
この辺りについては東急セキュリティの見積もり担当者や営業担当者にお問い合わせいただくと、より正確な見積もり結果を得ることができます。
まとめ
今回はホームセキュリティ業者の各社の月額の契約費用や、ホームセキュリティ機器のレンタル代金、そして初期費用などについて比較してまとめてみました。今回ランキングにランクインした業者はどれも大変実績があり、また人気の業者となっています。やはりホームセキュリティご依頼するのであれば、知名度と実績のある人気の業者に頼みたいものです。そして意外なことかもしれませんがホームセキュリティの導入に際しては何も一社のみしか見積もりを取ってはいけないということはありません。やはり複数の業者から見積もりを取るということが、何よりも重要になります。最適なホームセキュリティ業者と出会うためにもまずは、今回ランクインした業者から見積もりを取ってみてはいかがでしょうか。
